無料なのに本格的!トランス系楽曲制作に即戦力「T-Force Alpha Plus」

無料なのに本格的!トランス系楽曲制作に即戦力「T-Force Alpha Plus」

EDM系にチャレンジしてみたいけど音源がなくて諦めている方へ、全力でオススメのFree VST!

※2020/04/12追記 “T-Force Alpha Plus 2″がリリースされてました!少し加筆しました。

「トランスとかハードコアとか作ってみたいけど音源持ってないし、よくわからずに高い音源買うのもなぁ…」って躊躇して結局作れずにいるそこのあなた、そうあなた!

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登録とか面倒一切無く無料ですぐ使える時代

そこのあなた、そうそれは私です…。

明日作ろう…明日こそ作ろう…と思いつつ月日は流れ…3000日くらい過ぎました。8年位前から思ってました。そう、あれはCubase5(※1)を手に入れた2009年の事だった…

当時はSynth1(※2)で、すんごい頑張ってトランス音色作り頑張ってたんですよ。そして完成した渾身の音色、使ってみると予期せぬ事態が!MSGS音源(※3)のProgramChange082(sawtooth)に敗北!ダメダコリャ!

※1 Steinberg社のDAW,シーケンサー,DTMerが音をコネコネする作業台。Cubase5は今となっては化石ソフトだけど全然現役愛用してます!まだやれます!やれる!気持ちの問題だ!出来る!頑張れ!もっとやれるって!諦めんな!

※2 古来よりDTMerの間で愛用されてきたアナログシンセプラグイン。凄い自由に様々な音色を作り出す可能性を秘めている。開花するかしないかはあなた次第!

DTM-synth1001
Synth1のインターフェイス。未知なる可能性を感じざるを得ません! ※これはT-Force Alpha Plusじゃないよ

※3 太古のWindowsに標準搭載されていたショボショボ音源。Microsoft GS Wavetable SW Synth。MIDIファイルをそのまま再生するとコイツで再生されてた。強制的にBGMが流れる個人ホムペとかでよく聞かされて眉間にシワ寄った事あるよね!ホムペ…

プリセットがそのままサクっと使えるのが良い

音色黒歴史を背負ってしまった僕は”音色作り込まないと使えないシンセをインストールしたら死ぬ病”にかかりました。もはや末期です、L5です。

そんな末期患者が、奇跡の生還を果たすことになるシンセとの出会い。それでは聴いて下さい「T-Force Alpha Plus」

あぁ、すげぇなこんな時代か。予め用意されたプリセットがそのまま超カッコイイ!好みのプリセット見つけてチョイとパラメータ動かせばオリジナルの楽曲用音色に。余計な事に手間取ることなくダイレクトに曲作りへ着手できる。

単純に自分の時が何年も止まってただけなんですけど、今の時代フリー音源でこんなハイクオリティのものが誰でも使えるんですね。そりゃニコニコ動画とかに若手DTMerがガンガン名乗りを上げる訳だなー。「ProgramChange082を数トラック並べてピッチベンド±120ずつずらしてデチューンだ!SUPER SAWだ!」とかやってた自分は石器時代で戦っていたのかウホウホ…MU2000のインサーションエフェクト4本だったから節約必死だったよね…。

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無料のソフトシンセだ、とりあえず試してみよう!

まずはダウンロード ⇒ Mastrcode Music :T-Force VST Series

2020/04/12現在ver1.5.2らしいです。

⇒2020/04/12追記:いつの間にやら”T-Force Alpha Plus 2″もリリースされてるね!!

ダウンロード ⇒ “T-Force Alpha Plus 2″のDownloadボタンから

記事最後にちょこっと紹介します!

解凍するとdllファイルがあるのでお手元のDAWのVSTPluginsフォルダへ格納するだけでインストール完了!DAWのVSTプラグインで動作確認してみましょう。正常にインストール出来ていれば、プリセットがすぐプルダウンから選べるので適当に視聴してみてくださいな。

主なインターフェイスは3種類

DTM-TFORCE001
OSCILLATIONS – 3つの発振+ノイズ他を重ね合わせて一つの音に。それぞれ何か色々いじれる。すごい。
DTM-TFORCE002
MODULATIONS – DJがよくツマミ弄ってグニョグニョさせてるアレ!とかエンベロープとか。発振された音をその後どうするか系。とりあえずCUTOFFとRESONANCEいじってみて!!
DTM-TFORCE003
EFFECTS PAGE 1 – 「テー」が「テテテーテーテテッテテテー」になる。よく聞くトランスのリズムのやつ。
DTM-TFORCE006
EFFECTS PAGE 2 – ディレイやらリバーブやらの空間系エフェクトとか。

そんなわけで使ってみるとこんな感じ(音出ます)

自分の曲で大した参考にならないかもだけどサンプルこんな感じ

DTM-TFORCE004
Cubaseの画面。T-Force Alpha Plusはリード2本、パッド1本の計3本。

① T-FORCE ALPHA PLUS_only

② T-FORCE ALPHA PLUS_off

①+② 2mix

T-FORCE ALPHA PLUS以外の音は、Native Instruments KOMPLETE8です。というかほぼKONTAKT とMASSIVEとBATTERY です、便利すぎる三種の神器…。

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まとめ

無料ですぐ本格的な音を実戦投入できるよ!

カスタマイズの難易度も低めで音作りも簡単なので、是非ダウンロードしていじってみてねーー!

(´ー` )ノシ

追記 ”T-Force Alpha Plus 2″がリリースされてました!

T-Force Alpha Plus 2
“T-Force Alpha Plus 2″のメインインターフェース。1よりスッキリしてて万人向けスタイルに。

ダウンロードページに説明文が書いてあったので、Google翻訳さんにつっこんでみました。

T-Force Alpha Plus 2には、前モデルのすべての機能に加えて、いくつかの拡張機能といくつかの新機能があります。カスタマイズ可能な色を備えた新しいグラフィカルユーザーインターフェース、新しい「アナログドリフト」モードを備えた新しい設計のオシレーター、新しい設計のエンベロープ、新しいフィルター より多くのフィルタータイプ、新しくより良く設計されたlfos、新しく強化されたトランスゲートエフェクト、新しい追加エフェクトを備え、完全に新しい設計のディレイとリバーブエフェクト、およびいくつかのオプションを備えた新しいカスタマイズ可能な全体的なポリフォニーコントロールも備えています。

らしいです。

T-Force Alpha Plus 2 各種設定画面
T-Force Alpha Plus 2 各種設定画面。クリックして大きくして見てね。

トランスゲートエフェクトは独立したみたいですね。見やすい!1より明らかに使いやすかったですハイ。

 

 

どこのスタジオに行っても絶対置いてあるモニターヘッドホン SONYのCD900STです。DTM用にモニターヘッドホンは必ず一つ確保しておいて下さい。