【熱帯魚|アクアリウム】乾燥タイプの浮き餌を沈ませるのに使用するシリンジの正しい選び方

【熱帯魚|アクアリウム】乾燥タイプの浮き餌を沈ませるのに使用するシリンジの正しい選び方

観賞魚用の餌としてポピュラーな乾燥タイプ浮き餌。これをなんとか沈めたい!という方は多いはず。検索すると割と沢山の「100均の注射器(シリンジ)で良い」という意見が出てきますよね。そうか、なるほど100均で買ってこよう!というわけで買って実際にやってみました。確かに沈むが…、本当に皆これで満足してずっと使ってんの!?!?ちょっと納得いかなかったので最適なものを探し、最高の一品を見つけました。

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確かに100均注射器でも沈む…が。

キョーリンさん公式HPより 乾燥糸ミミズを沈める方法

結論から言うと、これでも十分餌は沈みます。が、問題は耐久性能。毎日この方法で餌あげてる方は多分経験済みかと思うんですが、ゴムの部分が取れたり劣化でグラグラしたり、押し込むプラスチック部分の細いところで折れたりしますよね…!!毎日使って1週間も経ったらもう劣化が出始めて、そんな長期間は使えない!!

え、自分だけ!?そんなバカな…!!!

というわけで、まだ見ぬ同じ悩みを抱えてる方への朗報です。見つけました凄い耐久性能のシリンジ。もう1年半以上同じ一本を使い続けて未だ衰えを見せません。間違いなくこれが正解です。

これです。

HENKE(ヘンケ) ルアーチップオールプラスチックシリンジ20mL10個入 A8420LTT

商品の説明より
『オールプラスチックの一体成型プランジャーなので、チップとプランジャーの脱離の危険性がありません。』

そう、これが機能として必須!

オールプラスチックなので外れるゴムがない!(外れるゴムのところが「チップ」、押すところは「プランジャー」って名称あったんだ…へぇ…)

ゴムが無いからグラつく所もないし、汚れても全部綺麗に洗えるのでメンテナンス面もとても良い。というかプランジャー部分もムチャクチャ強靭で1年半使ってても全く折れる気配がない。100均のやつどんだけ貧弱やねん…。10個セットなので100円では買えないけど1個単価のコスパも優秀。100均熱帯魚用以外にも化粧品用とか園芸用とか色々と便利に使ってます。

charmとか楽天とかYahoo!ショッピングにも売ってたんだけど、ちょっと割高だったのでAmazonのものをオススメ。あと容量は20mLがオススメ!これくらいのサイズがやりやすいです。

乾燥イトミミズでの使用例

シリンジ01
実際に1年半使い続けているシリンジ。まだまだ現役で壊れる気配無し!

 

あちこちで紹介されてる方法だけど、こちらでも写真付きでご紹介。

まずは食べさせたい量をシリンジへ投入。

シリンジ02
容量小さいシリンジだとブロックのイトミミズ入らないので少し砕いて入れよう。

次にピストン部分(プランジャー)で半分くらいまで押し込んで、その状態から水槽の水を入れます。必ず水槽の水を入れましょう!水道水でやるとカルキ(塩素)がたっぷり染み込んだ餌になってしまうよ!

シリンジ03

筒先を上に向け、空気を抜きます。

シリンジ04
中身を水とイトミミズだけにします。割と水出てくるのでティッシュ構えておくと安心。

 

指で抑えて筒長の1/3くらいまでググッと引っ張って数秒キープ。(安いシリンジはこのタイミングで破損します…!!)

シリンジ04
イトミミズに含まれていた空気が出ていくのがわかる図

餌から炭酸みたいに泡がシュワ~と出て、指を離して餌が沈んだらOK!餌に含まれる空気を抜いてるわけですね。引っ張って数秒キープの場面で念入りに空気を抜くと塊のイトミミズが一気にほぐれて沈みます。ある程度塊で沈めたい場合は空気抜きを少なめにするとGood。

勢いよくプランジャーを引っ張ると中身がどっかに飛んでって大惨事になるので注意…!ゆっくり引き抜きましょう。

大満足のコリドラス君の図。水面まで食べに来る金魚とかメダカ達は浮いてても食べれるけど、砂底お掃除係のコリドラスは沈まないと食べられない…!

シリンジ05
「えっ 今日は全員イトミミズ食っていいのか!!」 「おかわりもいいぞ!」
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まとめ

  • 100均のシリンジだとすぐ壊れる
  • ゴム部分が無いオールプラスチックの一体成型プランジャーのものを選ぶ
  • コリドラスかわいい

紹介したシリンジに辿り着くまでにホント100均を何回往復した事か…。そんな高いものでもないので、是非皆さん最初に良いシリンジを手に入れてコリドラス君にイトミミズを食べさせてあげて下さい。

良いアクアリウムライフを!

(´ー` )ノシ